懐かしい絵本を見つけて

こんばんは篠原未希です

もうすぐクリスマスですね

皆さんはクリスマスをどう過ごすか、もうお決まりですか?

クリスマスといえばのお話なのですが、

昔、ある絵本をクリスマスプレゼントにもらったことがあります。

「地獄の悪魔アスモデウス」

という絵本です。

幼い頃からなにかと本や、絵本は大好きだったのですが、

特に幼少期の思い出に残るのはこの本でした。

内容としては、

悪魔のアスモデウスという小さな悪魔の男の子が主人公です。

洗面器で足の爪を洗ったり、

他の悪魔たちのように悪さをするわけでもなく、

大人しくご飯を食べて

まるで悪魔らしくない、

そう、とても『良い子』

なのですが、それが父親は気に入りません。

悪魔は悪魔らしく、物を壊したり、暴れたり、

悪さをすることが美徳なのですから。

そんなアスモデウスを地上に送り出し、

『清らかな魂を一個(人間を一人)連れ帰ってきなさい』

とアスモデウスを地上に送ります。

優しいアスモデウスはアスモデウスのまま、

いろんな人の願いを叶えては、喜ばせてあげて、

魂を奪うのを忘れてしまったり、

人間の優しさに触れたりする中で、

地上がなんて心地の良い場所なのだろうと思うのです。

やがて、父親から頼まれた魂を持ち帰ることを諦めかけたとき、

泣いている女の子に出会います。

『病気の弟を治してくれたら、喜んで地獄へいくわ!』

と言う女の子を、

アスモデウスはためらいながらも

弟の病気を治して

女の子を連れて地獄へ行くのです。

父親に女の子とアスモデウスは会い、

父親はアスモデウスと女の子に問います。

『どうやって願いを叶えて連れてきたんだ?』

『女の子の弟の病気を治してあげたんだ!』

と答えた途端、

父親はショックを受けたようでした。

『悪魔は良いことを望んだ魂は奪うことができないんだ。それは悪魔の掟に反するんだよ』

と答え、

地上に女の子を送り返します。

とこんな内容なのです。

特に幼少期は、意味も分からず読んでいた節がありますが、

絵本の中でアスモデウスが

羊のフンを食べちゃうところがおもしろくて何度も読んだ気がします。

大人になって読むと、

この本は、他者に流されず、

優しい子は優しい子のまま大人になっていく。

大人がどんなに『こんな子になってほしい』と望もうと、

その子には、その子の性格がある。

それは親であろうと、

友人であろうとも変えることは出来ないし、

『人はこうあるべきだ』

という他者の考える狭い枠にはめ込むものではないのだ。

ということがこの絵本は伝えたかったのだろうか。。。。

と考えてしまいました。

そしてもし、

アスモデウスのように周りから異質だと思われようとも、

変わっていると言われようとも、

それが貴方ならば胸を張って生きていける環境であることを切に願います。

同じ人は一人としていません。

変わっている事も個性として、

誰かと同じである事より自分自身を大切にして生きていける事。

そしてそれを認めてくれる人はいますか?

我慢したり、耐えたりするのではなく

自分らしく皆さんは生きて行けていますか?

ずっと昔に読んでいた本たち。

たくさんホコリをかぶっていながら、

大人になって読み返してみると本当の意味や、

容赦ない描写も、残酷でありながら、

自分たちがこれから生きていく未来を暗示しているようなものが数多くありました。

本を読む中で、この作者さんは何を伝えたかったのだろうかと最後に考える事は私にとって誰かの頭の中を覗くことができる貴重な体験です。

私は本を読む時、

『この作者さんはこの本を通して何を伝えたかったのだろうという』

本質を考えることがとても好きです。

貴方にも素敵なクリスマスプレゼントが届きますように。

久しぶりにしっかりブログを書きました笑

また来月更新します。

篠原未希