とっても頑張り屋さんのお友達がいます。
ずっとずっと、仕事の愚痴をこぼしながらも頑張っている子です。
それは高校の時から変わらず、いつもやらなければいけない事を人一倍抱え込んで、辛くなってしまうような子でした。
でも最近、その子と話していて「んー、それは良くない方向に働いているのではー」と思う事がありました。
それは何かというと「私はこれだけやってるのに、ほんと周りが使えない!」という愚痴を聞いた後に「最近、先輩後輩とトラブルがあってさ。私と会いたくないって何人かが言ってるんだよね」と言った時でした。
あれれ?何かおかしいぞ、と。
ただただ頑張り屋さんだったら、きっと周りも応援してくれたり手伝ってくれたり、分かっててくれたりするはず。
なのに「会いたくない」と言われてしまう…。
なんで?って思いましたが、最近の話し方などを聞いていると、昔と大きく違う点がありました。
それは【私が偉い】がにじみ出てしまっていること。
話していると何かと「私が」「私が」という部分が見えてしまうのです。
私は昔からその子を知っているので、(前と少し性格が変わった気がする)程度で解決できますが、あまり知らない人からすれば(何この人…すごい嫌な感じ…)となってしまいますよね。
話していて、私が悲しくなってきてしまいました。
その子が身を削ってでも頑張る姿を知っているからこそ、もっと自分を大きく見せる態度をやめたらいいのにと。
まあでも、それは本人も気が付いている事でした。
最近は余裕がなくて自分が自分ではなくなってしまう、人に物を言う前に自分の事を見るべきだ、と言っていました。
高校の頃から、人の感情に敏感だった彼女だからこそ、やはり気が付いていたんだなと思うのと
気が付いていても止められない感情や態度って怖いものだなと。
疲れがたまっている時は『いつもだったら絶対に怒らないこと』で怒ってしまったり、人に当たってしまったり。
そこの感情のコントロールは、なかなか制御がきかないものかもしれません。余裕がなくなればなくなるほどに。
けれど『余裕を作る』って意識して簡単に出来る事ではないですよね。
日常で追われている事もあれば、作り方が分からない事もあるし、思うようにいかない事の方が多いかもしれません。
でも、諦めてしまってはそこで終わりです。
変われそうなのに、変われない。
とってももったいない事です。
ではどうしたらいいのかというと、時間に余裕をもたせたり、休息を十分に取ったりといった『当たり前のようで難しい事』が余裕を作る一歩だと思います。
難しいのは凄く分かる、凄く分かるけど、でももうそれ以上自分を苦しめないためにも、自分に優しくしてあげてほしい。
それがきっとあなたの未来にも良い影響が出るから!
とエールを送って今日のブログを終えたいと思います。
みなさんも、日々の生活で「今、嫌な自分になってるな」「心に余裕ないなー」「自分が好きになれない自分になってるぞ」なんて思う瞬間があるかもしれません。
けど、それも大事なあなたの一部です。
だからその一部さえも、あなたにとってプラスになりますように。
レンタル彼女PREMIUM/大森碧