「信頼はするけど信用はしない」
長嶋茂雄さんが監督時代に言った言葉で、覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
信頼と信用って、とても似ている言葉ですよね。
あまり意識的に考えたことがありませんでしたが、長嶋さんの言葉を聞いてからこの2つの単語について考えるようになりました。
信頼は『信じて頼る』
信用は『信じて用いる』
んー、どちらも信じるって事には変わりないですよね。
何が明確に違うのかというと【対価や評価を求めるか】のようです。
例えば、
後輩や部下に対して信頼をしなければ、相手からももちろん信頼はされないですし、仕事は捗りません。
そこに信用を加えると「信用して君に仕事を与えたんだから、結果(対価)を出して当然だよね?」となるわけです。
けれど、後輩や部下だって人間です。
失敗もするし出来ないこともありますよね。
勝手に信用したのは上司なのに「何でやれないんだ!!!」と怒鳴り散らすのはお門違いだ、というわけです。
もちろん、信用してくれたからにはその期待にも応えたいと思う人の方が多いと思うので「勝手に信用してるくせに何言ってるの、この人?」となるのも上司には気の毒ですが…
でも、信頼と信用を混同するだけでも、せっかくの信頼関係に亀裂が簡単に入ってしまうので、過度な期待は身を滅ぼすのかもしれない。と思うと、自分の行動にも気をつけたいなと思いました。
私は良くも悪くも人を簡単に信用してしまう性格なので、詐欺に遭った事もありましたがそれはまた別のお話ですね。
レンタル彼女PREMIUM/大森碧
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