子供の頃に、学校帰りにじゃんけんをして、負けた人が全員のランドセルを持つという罰ゲームをしたことはありませんか?
今思うと、いかにも昭和の小学生ですね。
私が小学生の頃はもう平成でしたが、文化はまだまだ昭和でした……。
そのランドセルの罰ゲームですが、律儀にちゃんと運んだ覚えのある人って、どれだけいるでしょう?
「毎回ちゃんと運んだよ」
と、しっかり覚えている人は、今社会人になって、もしかしたら理不尽な思いをしているかもしれませんね。
それどころか、
「他の子たちはちゃんとやらなくて腹が立った」
とか
「みんな自分のことを笑っていて悲しかった」
ということまで覚えているなら、今もとても嫌なことの多い人生かもしれません。
今日はそういった思いを抱えている人のお話をしようと思います。
ランドセル運びのお話ですが、私は数歩歩いた後に
「手伝ってよー」
というタイプでした。
そう、前出の子に腹を立てられる類いです。
でも、罰ゲームなんて所詮ゲームですから、みんな手伝ってくれるんですよね。
中には意地悪を言う子がいるかもしれませんが、そういう人は仲良くしなければいいんです。
それはランドセルの罰ゲームだけではなく、日常生活も同じです。
自分が気づかないうちにいろんなことを抱えてしまって、いっぱいいっぱいになってしまうような人はいませんか?
「ちょっと話を聞いて」
と、愚痴を言っても、あなたのことを悪く言う人はいないというのに、つい人の評価を気にしてしまって言えないとか
「手伝ってほしいな」
と、仕事を人に手伝ってもらっても構わないのに、プライドが邪魔をしてお願いができないとか、理由は様々だと思います。
けれども、どちらにも共通して言えるのは、自己肯定感が低いということかもしれません。
なぜ自己肯定感が低くなってしまったのか、それには必ず原因があります。
一番考えられることは、優れた誰かと比べられたりした経験かもしれません。
特に、日本の教育は『教科書をどれだけ覚えたか』で優秀かどうかを計るシステムですので、教科書に書いていないことにどれだけ詳しくても、テストの点がとれないと『変わり者』のレッテルを貼られてしまうのです。
学校でいい点数が取れなかったとしても、家族があなたの優れたところを誉めてくれたら良いのですが、家族の人たちも日本の教育を受けているなら、難しいかもしれませんね。
そして、どれだけ考えても人に勝ることがないなと思う人もいるかもしれません。
私から言わせてもらえば、そういう人こそ、その考えは控え目で美徳です!
いずれにしても、自己肯定感が低いと他人に対してビクビクしたり、自信のない自分を隠すために威張ってしまったりして、腹を割って本音を話せる相手がいなくなります。
そんな時、レンタル彼女の存在はとても最適なのです。
なぜなら、職場や家族の前でのあなたを、私たちレンタル彼女は知りません。
あなたの日常と切り離したところで会うわけなので、第三者の目を気にすることなく本音をお話しすることができます。
人の顔色を伺って本当の自分を出せなかったり、弱音を吐けない人なんかにはいいかもしれませんね。
本当の自分を曝してみて、受け入れられる喜びを味わってもらいたいと思うのです。