グランドフィナーレに惜しみない喝采を

今朝起きてテレビをつけるとイチロー選手一色でした。

イチロー選手といえば、私が物心つく頃にはもうメジャーリーグで活躍されている選手でした。

私はお恥ずかしながら、野球のルールをいまだによくわかっていないあんぽんたんなのですが、

(野球観戦に行くと必ず同行者の方になんで点入ったの?とかなんで急に鬼ごっこはじめたの?と聞いて苦笑いされます)

それでも1番初めに覚えた野球選手の名前はイチロー選手だったことを記憶しています。

67年前になるかな。

短期留学でアメリカ、シアトルに行ったんです。

言わずもがな、マリナーズの本拠地です。

ホストファミリーからもイチローが観れる試合のチケットを取ったよ!との連絡をいただいていたものですから楽しみにしていたんですね。

渡米するわずか一週間ほど前、イチロー選手が移籍するニュースを知りました。

突然のことでしたから、びっくりというか、ルールもわからんくせに少し残念な思いをしたのを覚えています。

そして訪れた試合の日。

もちろん、イチロー選手はいません。

驚いたのは、会場にイチロー選手の背番号のユニフォームを着た方が大勢いたことです。

(今はTモバイルパークらしいですね。私が行った時にはセーフコフィールドでした)

 

私のホストファザーも嬉々として51番のユニフォームを着てました。

野球場のグッズショップにはイチロー選手の等身大のパネルやグッズ、ユニフォームが所狭しと並んでいて、それを買う方も大勢いました。

きわめつけは席に着いた時。

近くに座っていたお客さんが明らかにアジア人の私に、

ねえ、日本人?イチローを見に来たの?と話しかけて来ました。

そのつもりだったけど、彼はもういないよね

そう返すと、

残念だよね、けど彼は本当に素晴らしい選手だよ。これまでも、これからも。

シアトル市民として誇らしい、君にとっても彼の存在は誇らしいだろう?

(この時言われた「これまでもこれからも now and forever 」が英語のテストに出たのをとてもよく覚えてます。進研ゼミでやったところだ!状態の私。どうでもいい話ですが。)

恥ずかしながら野球に明るくない私には、イチロー選手の功績の数々がどれほどすごいことなのか、実感をもって知るすべはありません。

とにかく、ただ、凄いのだろうな、としか。

けれど、日本人という繋がりしかない私にもそう言ってくれるファンがいるような選手だったんだろうな、ということ。

そしてそれがとても特別なことなのだということはわかりました。

みんな、イチロー選手のユニフォームを着てるんだね、もういないのに。

話しかけてきた人にそうたずねるとこう言ってました。

シアトルの人は、みんなイチローが大好きなんだよ。

 

 

今朝方、そんなことを思い出しながらニュースを見ていました。

イチロー選手の、数々の名言が量産された会見だったようですがあの凛としたなかにもある飄々とした雰囲気は独特だなぁと感じました。そこがきっと魅力なんだろうな、とも。

あと、あれです。

球場で、ホストファザーが買ってくれたガーリックポテトフライがあるのですが、あれがやたら、ジャンキーで美味しかったなぁ、ということもふと思い出しました。

(しかも一人一個。ケチャップがポンプ式でどえらい量噴出するのでアメリカ初体験だった私はビビリまくった記憶が

※画像は検索よりお借りしました)

野球見た後はまっすぐ家に帰って、デンタルリンスを大量に使わなきゃいけないけど。

近いうちにシアトル、また行きたいなと思わされた今朝でした。

 

 

宮地琴乃