君の秘密を人質にして

こんにちは

宮地琴乃です。

新学期が始まって友達に会う機会が春休みよりも増えました。長期休みが明けた後に友達と会うのって、なんだか気恥ずかしいのは私だけでしょうか。

 

中高の時も夏休みが終わった、始業式の初日に教室のドアを開けるのに妙に勇気が要りました。

独特の空気感、ありますよね。

 

そんななか久しぶりに友達と会うと

あー、これこれ。

という感覚に陥ります。

親友とは違うけど、お互いの悪いとことか、人間くさいところを全部知ってる関係ってあるじゃないですか。

世間ではそれを悪友というんだと思うんですけど。

いわゆる悪友、と言える友達グループがいるんですが、その子たちと話した時にまさに

あー、これだ。

って思いました。

友好関係がそこまで広くない私、

加えてカッコつけなので自分のカッコ悪いところとか嫌なところって極力人に見せたくないんです。

なのにその子たちの前ではかっこつけようなんて気持ちにならないし、むしろこの春休み最大の失敗談をさらけ出しあったりしてました。

私と悪友たちは、たぶんお互いの秘密を人質に均衡状態を保ってるんです。核保有国みたいなもんですね。(不謹慎)

 

悪友の存在って、やっぱりなくてはならないものだと思います。

誰にも見せられないような飾らない私のままで居られるし、寝坊してお化粧してない顔だって平気で見せられる。

逆にその子の人生の汚点とも言えるような状況に遭遇しても黙って隣に居られるような関係。

全方位いいとこしか見せないのって、本当に難しいです。

 

私は、恋人の究極形は悪友だと思ってます。

夫婦なんて、まさに悪友ではないでしょうか。

綺麗で可愛くて、かっこよくて素敵なとこしか見せられない夫婦って息がつまると思うんです。時にはどうしようもない困難に二人で立ち向かわなきゃいけないような時、自分のいいカッコばかり気にしてたらたぶん、物事の本質って見落としてしまうと思います。

けど、お互いのやなとこさえ知っていたら本気でその問題に二人で立ち向かっていけるのではないでしょうか。

 

恋人にはかっこいいところや可愛いところだけ見て欲しいし、

すっぴんや階段を踏み外すところなんて、見せたくない。

けど、悪友になら見せられる。

なんならそのすっぴんが好きだと言って、階段を踏み外すところがかわいいなんて言って欲しい。

その逆も然り。

 

 

私は、あなたの恋人ではなく、悪友になりたいのです。

 

 

 

宮地琴乃