紙の中の王子様

こんばんは

宮地琴乃です

あまりこんな話はしたことなかったかと思うのですが私は昔アニメとか漫画が好きでした。

いや、おジャ魔女どれみちゃんが好きとか、ドラえもんを見ていたとかではなく、いわゆる深夜アニメというんでしょうか「オタクだね」と言われるようなアニメが好きでよく見てました。

月に一度広島のアニメイトまで行くのがとにかく生きる糧というか、楽しみで、流行りのドラマやバラエティを見るよりも録画した深夜アニメを見る方が楽しかったです。

キャピキャピした女子高校生とはほど遠かったな。

そういうことでいじめられてこそないものの

いじられてはいました。

その時々で好きな人くらいはいましたが、彼氏が欲しいと他校の男の子と交流を持つこともなかったです。

 

今思えば現実の好きな人にたいして傷つくのが怖かったという感情も少なからずあったのかもしれません。

 

平面の彼らは決して私を傷つけませんから。

 

どんな時もかっこよくて、強くて、優しい。

信念を持って何かに対してまっすぐに努力ができる。

現実の男性のようにわたしの容姿を値踏みし点数をつけてくることもない。

 

ただ、傷つけられないというのは触れられない代償だとも思うんです

傷つきも傷つけることもない代わりに触れて、温もりを感じることもできない。

辛い時話を聞いてもらえないし嬉しい感情を共有できることもない。

 

それを次第につまらないと感じるようになったのは『おとな』になったのか、わたしが強くなったのか。

 

私が今まったくアニメも漫画も見なくなってしまったのは、このお仕事を通して生身の人間と人間のつながりこそ面白いモノはないと感じられたからかもしれません。

 

ではでは

 

 

宮地琴乃