かなでちゃんだって人並みに心に傷を負ってる件について~前回の続き~

…つづき

高校受験が近づくにつれて

前ほど頻繁に会えなくなっていた。

けれど連絡は毎日とっていたし

会ったときには変わらず思いきり遊んだ。

すんでる場所もちがう、中学校も違う二人。

私は第一志望の高校に入学が決まり

進学に乗り気でなかったAちゃんは

定時制の学校への入学した。

時間も合わなくなり

Aちゃんからの連絡は減っていった。

それでも私はAちゃんが大好きだった。

もちろん寂しかった。

寂しさを感じるのが嫌で部活やアルバイトに没頭した。

そんな生活を続けて一年半が過ぎた頃だ

不意にAちゃんから連絡が来た。

『かなでちゃんしか頼れないから、お金を貸して欲しい。来月返すから。』

と言うものだった。

それでも私は

連絡が来たこと 頼られたこと が嬉しかった。

私「お金…少しなら貸せるよ。いつ会える?」

Aちゃんか『急いでるから、振り込みでお願い』

違和感はあったけれど

アルバイトで貯めたお金を貸すことにした。

私「振り込んだよ」

Aちゃん『ありがとう。来月絶対返すね』

私はAちゃんを信じてた。

つづく…次回!最終回!かな